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エネシフヤマガタ

3.10市民風車の可能性~北海道に学ぶ~/エネシフヤマガタ勉強会

 ←城下町鶴岡の雛物語~雛菓子づくり編・マイます~/鶴岡食文化女性リポーター →2012.3.18 オーストリア視察報告会@庄内会場/エネシフヤマガタ勉強会

私たちはみな、少なからず、エネルギーを使っています。

エネルギーを使うということは、エネルギーを生み出すためのリスクをとっているいるということです。

エネルギーを何で補うか。どのリスクをとるのが良いのか。

それは一人一人が考えて、選択していくことが大事です。



自然エネルギーは原発以上に見えるリスクかもしれません。

例えば風車なら景観をゆがめるかもしれません、でも原発の放射性物質の汚染は、一目ではわかりません。

エネルギーを使うことの見えない背景にどのような自然からの享受、自然への影響があるのかを

考えることは食べ物と同じです。

何気なく行っている食べるという行為も、実は植物や動物の、命を頂いているということです。

エネルギーを使うことにも、同じように見えにくくなってしまった根源が存在します。

もちろん選択は人それぞれになるのかもしれませんが、一人一人が真剣に、

ここ山形らしいエネルギーの選択を考えて卒原発を実現していかれたら、と思っています。



(三浦秀一先生の言葉をおかりして、当日感じた想いを言葉にしました。)


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3月11日に東北公益文化大学内 酒田市公益研修センターにて行われました

標題の勉強会のレポートになります。

当日は総勢112名の方に参加いただき、行政関係者やマスコミ、会社経営者だけでなく

多くの市民にも足を運んでいただきました。


1.第一部 基調講演「北海道で生まれた市民共同出資による風車建設の取り組み」

 講師:北海道グリーンファンド理事長 鈴木亨氏  ※当日配布資料PDF:http://db.tt/u8qdShW8


以下のような講演をいただきました。



1999年7月設立のNPO法人北海道グリーンファンドでは市民出資による風車建設「市民風車」に

10年以上前から取り組む。

市民風車にあたってはNPO法人北海道グリーンファンドだけでなく

風力発電事業の開発事業および建設後の運営、維持を担う株式会社市民風力発電、

出資の募集を行う株式会社自然エネルギー市民ファンドの3つの関連会社で事業を展開。



また、北海道グリーンファンドの事業の中のひとつである自然エネルギーのための寄付徴収法として

「グリーン電気料金制度」という電気料金の5%を基金として積み立てる事業を紹介。

5%の寄付を積み立てることだけでなく、5%を節電する意識も養う研鑽も目的。

積み立てた資金は風車建設だけでなく、他自然エネルギーへの活用も行っている。



本題である市民出資による市民風車建設について、

これまで建設された12基の市民風車のそれぞれの特徴、スキームなどを紹介。

地域の水、風、森などの資源を活用することによって地域へエネルギーを還元するだけでなく

配当といった形で利益を還元することも大切である。

具体的な配当実績についても紹介。

市民出資の出資金ファイナンスについても詳細な説明と具体的な取り組みの例示。



これまで市民風車を14基を建ててきた要因として、以下の4つを紹介。

・地域市民のネットワークによる人的資産。

・ひとつの風車建設スキームの、面的波及効果による効率化。

・自前の金融組織をもったこと(独自の資金調達手法)による強みと市民参加。

・風車ビジネス経験のある人間を巻き込んだことによる、専門性のある人員体制



市民ファンドの面白さとして、資金調達だけでなく市民にとっては参加、貢献という側面がある。

それだけでなく、事業に対するファンを増やす、ということも大きな意味合いを持つ。

最後に、地域の資源、人、経済を活用して多様な自然エネルギーを選択していけば

どの自然エネルギーも完璧なものではないので、当然価値の対立が起こる。

価値の対立が起こった際にぶつかりあうだけでなく対話を繰りかえしていくことが重要。



2.第二部 山形県における市民風車の可能性

以下の5名より、それぞれの立場からのお話を頂きました。


▼山形県企画調整課 戦略調整主幹 沼澤好徳氏

卒原発を宣言された吉村県知事のもと、県が策定を進めているエネルギー政策基本戦略についての説明。

再生可能エネルギーの開発促進と地域展開や省エネといった基本戦略と具体的な施策案を紹介。

家庭や事業所向けの具体的な導入支援についてもお話がありました。



▼庄内町新エネルギー推進委員会 委員長 加藤武好氏

自治体、民間あわせて11基の風車が稼働している風車先進地・庄内町で行われている

町民らが平成15年から取り組んできた節電の取り組みをデータ等をまじえて紹介頂きました。

自然エネルギーへの転換と並行して、エネルギーを使うこと自体を考えることにより

町民全体の意識向上につながっているようでした。

「節電節電は我慢ではなくて自慢だ」といった町民のポジティブな声が印象的でした。



▼NPO法人パートナーズシップオフィス 理事 金子博氏

酒田北港に計画された大規模な風車建築計画の体験を通して感じた合意形成に向けた話をいただきました。

(結論としては庄内浜の黒松への景観上の影響を考慮して県は認めない結論を下しました。)

風車建設に際しては反対、賛成の2極の回答ばかり取り上げられましたが、

そうではなくて、複雑な話、複雑な状況を理解した上での話し合いが必要である。

それぞれの立場、行政、企業、市民をあきらかにしてそれぞれの利害をさらけだした上で

話を重ねていくことが合意形成には必要だとお話されました。



▼出羽三山の自然を守る会 理事長 佐久間憲夫氏

環境保全という立場から、佐久間憲夫氏よりお話いただきました。

風車の設置を進めるにあたり、環境への影響は以下の3つを懸念されているとのこと。

・景観への影響
・生物への直接的な影響(バードストライク、渡り鳥の飛来阻害など)
・周辺自然環境への影響(風車の機材を運ぶために周囲の山々を切り開かなくてはならない)

卒原発には共感するが、自然保護も同じように重要であり両手を離してよしとはいえない、

というのが正直なところだとお話くださいました。



▼東北芸術工科大学 准教授 三浦秀一氏

デンマークは東北の面積の半分、人口も半分という国ながら、5000基もの風車が建設されています。

現在電力の約20%を風力発電がまかなっていますが、2011年までに20%という国家の政策もあり

法律で住民の権利等の保障もされていたそうです。

風車の設置に際しては細やかな配慮があり、環境影響調査や住民の意見を聞いた上で

建設予定地区を決めていく、そのプロセスが大事であるということを紹介いただきました。



以上になります。


次回の勉強会は「森のエネルギーで地域は食べられるのか~オーストリア視察報告に学び、対話す~」

庄内会場:3月18日(日)11時から15時 矢馳農村センター

村山会場:4月14日(土)14時から16時 山形市エコハウス


--------当日の様子をご覧いただける動画はこちら------------
www.ustream.tv/channel/%E6%9C%88%E5%B1%B1-tv
(山形県議員 草島進一さんのUストリームです。)
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